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講演のヒント
1. 熱意を見せる
講演のヒントを一つだけあげるとすれば、話そうとする話題に情熱を持ち、それを態度に示すということだ。もちろん、内容自体も素晴らしく、映像表現も専門的で優れたデザインであるべきだが、そういったものすべては、あなたがその話題について心の底からの信念を持たなければ意味がない。凡庸な講演者と偉大な講演者の最大の違いは、聞き手と嘘のない刺激的な関係を築ける能力があるかどうかにある。尻込みせず、自信を持つこと。そして、話題への情熱を聞く人すべてに突きつけるのだ。
2. 始まりを効果的に
第一印象の影響は強いと言われるが、まさにそのとおりだ。講演の最初の2-3分は最も重要な部分で、聞き手は最初の数分間はあなたを気に入ろうとする。この機会を逃してはならない。それなのにほとんどの講演者は、講演内容の背景を不必要に説明したり、個人的もしくは専門的な経歴などについて長々と話し続けてしまい、この機会を外してしまうのだ。
3. 講演は短めに
人間は、講演者の話を座ったまま受け身で聞いている時は、そんなに集中力が持たないものだ。聞き手の集中力は始まりがもっとも高く、“最後に…”という話をされると再び高くなる。こうした反応は人間の習性であり、特に忙しい(そして大抵疲れた)現代の労働者には特に顕著である。なので話す時間が30分ある場合は、25分以内に終わらせるべきだ。聞き手には、もう十分聞いたよと思わせるより、もっと聞きたいと思わせる方が良い。プロのエンターテナーはこうしたことをとてもよく心得ているものだ。
4. 演壇から離れる
聞き手により近づくために、演壇から離れるか、もしくはその前に出よう。講演の目的は聞き手とうまく繋がることなのに、演壇はあなたと聞き手との間に壁を作ってしまう。物理的な障壁をなくせば、聞き手との関係はより築きやすくなり、気持ちも通じやすくなる。
5. リモコンを使う
スライドやアニメーションをより効果的にするため、小型の携帯型リモコンを使おう。リモコンを使えば演壇から離れることができる。これは至上命令といってもいい。
キースパン
というメーカーが提供する商品に良いものが2つあり、
Keyspan Presentation Remote
と
Interlink remote
。
6. “B” キーを忘れずに
パワーポイントなどのスライドを表示している時にキーボードの”B”を押すと、画面が真?暗になる。スライドの内容から脇道へそれたり、別の話をする必要がある時にこの機能は便利だ。スライドを無にすることで、聞き手の注意をあなたに引き戻せられる。元に話題を戻る時は、”B”キーをもう一度押すことで画面は再表示される。
7. アイコンタクトをうまく取る
聞き手全体を見渡すのではなく、一人一人の目を見るようにしよう。コンピュータを使って講演をしているのだから、背後のスクリーンを見る必要は全くない。内容を確認するには、コンピュータの画面をちらりと見ればいいのだ。聞き手に背を向けると、聞く人は確実に減ってしまう。また、うまくアイコンタクトをとっている時に、笑顔を見せることも忘れずに。深刻な内容でない限り、笑顔はとても効果的だ。
8. 照明はつけたままに
会議室や教室で講演をする時、スライドがよく見えるように部屋の照明を消したくなるものだ。しかしスクリーンの明るさと部屋の明るさのバランスに注意しよう。照明を消してしまうと、眠気を誘う効果はもちろん、すべての注意がスクリーンに集中してしまう。聞き手はスクリーンよりもあなたを見ているべきだ。最近のプロジェクターは明るいので、照明をほとんどをつけたままでも十分に対応できる。
9. 少人数にはテレビを使う
少人数のグループに対して講演をするなら、コンピュータを(S端子経由で)大きめのテレビにつなげるといい。テレビ画面を使えば、部屋の照明はほとんどつけたままにしておける。この時、スライドの文字や画像がテレビの画面でもちゃんと見えるような大きさにしておくこと。プロジェクターの時より文字サイズをかなり大きくしなくてはいけないだろう。
10. いかなる時も、礼儀正しく、愛想良く、プロフェッショナルに
聞き手から質問やコメントがあった場合、まずそれに対し丁寧に感謝の意を示すべきだ。たとえ扱いにくい相手でも、卑屈にならず常に上品に振る舞い、礼儀正しく対応しなくてはならない。真のプロフェッショナルは常に冷静に自分を保つことができる。こうした態度は、あなたの評判に直接関わるということを忘れず、聞き手の中の最大の難物にも丁重な態度を崩してはならないのだ。
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